『モンスターハンターライズ』レビュー

概要

『モンスターハンターライズ』は、大型生物（モンスター）を狩ることを目的としたアクションRPGである。シリーズ通算で16作目にあたり、ニンテンドースイッチ用ソフトとして2021年3月に発売された。

ストーリー

プレイヤーは、「カムラの里」の村長から依頼を受け、周囲に危険をもたらすモンスターを討伐していくことになる。ストーリーはシンプルだが、クエストによって描かれるモンスターの生態や、カムラの里の住人たちとの交流によって世界観が深まっていく。

ゲームプレイ

プレイヤーは、ゲーム中に用意された14種類の武器から1つを選び、狩猟に挑む。各武器には特性があり、それを生かした戦略が求められる。また、ダメージを与えた部位によって、モンスターの動き方が変化するなど、戦略の深化も見逃せない。モンスター討伐後には、素材を集め、武器や防具を強化するためのクラフトシステムもある。カムラの里には、鍛冶屋や農場、釣り池、ハンター本部などがあり、便利な施設も多数用意されている。

評価

『モンスターハンターライズ』は、新要素として追加された「緊急ミッション」や、「絆グラビティ（2人以上でクエストに挑戦すると発生するシステム）」など、シリーズを知るファンにも新しい楽しみ方が提供されている。また、単純なアクションではなく、戦略性に富んだゲームプレイや、豊富なオプションによって、リプレイ性の高さも魅力的だ。欠点としては、プレイヤー同士のオンラインプレイにおいて、接続が不安定なことがあるということが挙げられる。
総評としては、『モンスターハンターライズ』は、シリーズファンはもちろんのこと、新規プレイヤーにも十分に楽しめる、完成度の高い作品である。

参考情報：https://www.monsterhunter.com/rise/jp/