「ファイナルファンタジーVII リメイク」のレビュー

ストーリー

プレイヤーは、主人公クラウドという元ソルジャーの男性を操作し、メガコンツール社が支配する都市メガロで起こる事件に巻き込まれていく。彼は反体制組織・アバランチのメンバーとして、巨大企業シンラが傾くかもしれないとの予言を聞きつけ、立ち上がる。シナリオは「失われた少女」から始まり、「不可避な運命」といったキャッチフレーズが表すように、物語はしっかりと軸を持ち、情感を描く描写が非常に豊富。

グラフィック

本作のグラフィックはフルリメイクされ、とても美しい。緻密なディテールや細かな表情、背景の美しさに加え、映像内に含まれる照明、霧、煙などの演出も非常に良質。リアルなCG映像ではなく、プレイヤー自身が操作できるフィールド側から見ることができる華麗な演出が特徴的。

音楽

シリーズ・ファンはもちろん、初めてFFVIIをプレイする人でも耳に残りやすく非常に魅力的なBGM集。各位置の要素で構成されているため、プレイヤーがその場所で感じる印象を強く描写され、切なさを感じるフルスコアも多く存在する。

ゲームシステム

初めは戸惑うこともしばしばですが、その美しさには誰も引きつけられる。ミッションの取得方法や品物集めも細かく表され、ファンの方なら中々に興奮するでしょう。戦闘方法もいろいろなシステムを採用しているので、その方面にも挑戦するユーザーには魅力的で、ドラマのグラフィックには新しい感じが味わえます。

まとめ

オリジナル作品から長い時が過ぎ、本作ではグラフィック、音楽、システムのアップグレードが施され、原作が超えられた作品になっていることを感じる。ただ単にリメイクされたゲームではなく、原作に新しく加えられたエピソードにもスポットが当たり、それらをクリアしながら深い愛を感じることができます。ファンの方も初めての方も楽しめる一作です。