『The Last of Us Part II』レビュー：生き残るための壮絶な旅路

ストーリー

『The Last of Us Part II』は、パンデミックが発生し人類の半数が滅亡した近未来のアメリカを舞台にしたサバイバルアクションゲームです。前作で主人公ジョエルと少女エリーが共に旅をして生き残った後、本作はエリーが成長し自分の信念のために戦う物語です。

ある事件をきっかけにエリーは復讐の旅を始めます。彼女はスリックな新キャラクターのアビーとの戦闘を通じ、自分自身と彼女との間に複雑な感情が芽生え、物語は動き出します。

本作は複雑な性格の人物に焦点を当て、“右も左も分からない”ような境遇での彼らの行動がいますぐに正しくないと感じさせられながら描かれています。

『The Last of Us Part II』は第一作からファンタスティックなシングルプレイヤーゲームを磨き上げた続編です。しかし、本作はゲームプレイに手を加えたことで、ライフルから銃としてのホップまで、計算された戦闘を繰り広げることができます。

ステルスシステムは改善されたため、敵を発見した際の事が直接的な攻撃ステージへと移行することを余儀なくされるような場面もありません。それにより、物語とゲームの入り混じった独特の醍醐味を味わうことができます。

グラフィックは素晴らしいレベルにまでスケールアップされており、土壇場のアクションシーンでのスルマティックな流れに助力し、場面に必要な感情のエネルギーを与えます。

また、物語に合わせてカメラアングルが変化するので、物語の核心に一層引き込まれること間違いなしです。

『The Last of Us Part II』は、いくつもの問いを投げ掛けながら、生き残ることと復讐の狭間で揺れる人間の心を深く描き出しています。現状サバイバルゲームとして最も優れていると言っても過言ではありません。この続編はファンが期待するレベルを十分に超えた素晴らしい出来映えです。