『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』レビュー

ストーリー

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、主人公が自分が持つ謎の力「マルカルの印」の力をルーメン国王に依頼された「世界樹」に収めるための旅に出る物語である。

中盤では、主人公は自らの運命を知り、最後はさらなる運命を受け入れることになる。全体的なストーリーは、『ドラゴンクエスト』シリーズのファンにはなじみの深い、ファンタジーな世界観である。

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のグラフィックスは、美麗な風景、繊細で湿気のある空気感、キャラクターの表情や動きなど、非常に印象的である。

また、各種オブジェクト、モンスター、建物は、細部まで緻密に描かれており、バトルシーンもスピーディで、爽快感がある。

ゲームプレイは、『ドラゴンクエスト』シリーズの基本的なRPG方針を踏襲し、戦闘シーンはポーズメニューを使用して行うターン制のバトルである。

従来の『ドラゴンクエスト』シリーズを知っている人であれば、基本的な操作方法に変更はないため、親しみを持ってプレイできると思われる。

また、本作では隠し要素やサブストーリーも豊富で、やり込み要素が十分である。

音楽は、シリーズを代表する「すぎやまこういち」氏が手掛けており、背景音楽は個性的で鮮やかである。また、全体的な雰囲気に合わせて、シリアスでドラマチックな曲調が多い。

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、シリーズの伝統を継承しつつ、新しい要素も加えられたRPGである。美しいグラフィックスと楽しめるゲームプレイ、シリーズを知っている人にとっては懐かしい雰囲気を持つ物語が魅力的である。