『ファイナルファンタジーVII リメイク』のレビュー

概要

『ファイナルファンタジーVII』の2020年にリメイクをした作品。最先端のグラフィックや音楽、そしてオリジナルに新要素が加わっている。プレイヤーは主人公クラウドと共に、レジスタンスとともに世界を救う旅に出る。

今作のグラフィックは、オリジナル版と比べると圧倒的に向上している。キャラクターモデルは細かく緻密に描かれ、背景や風景も美しい。コンバットシーンも非常に迫力がある。

オリジナル版の音楽を手掛けた植松伸夫さんが制作した新しい曲も加えられた。アレンジされた曲も非常によく、任天堂のゼルダの伝説を彷彿とさせる。ストーリーの重要場面で効果的に使われた楽曲も素晴らしい。

ストーリーはオリジナル版を大まかに踏襲しつつ、新たな要素が追加されている。それに伴って、一部のシナリオの変更も加わっており、全体的にかなり良くなっている。また、シナリオの進行による人間ドラマもより深く描かれている。

オリジナル版と比べると、戦闘システムに大幅に変更が加えられている。プレイヤーはアクション性の高い戦闘が楽しめる。また、アイテム合成システムもあるため、カスタマイズしてプレイできる。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、現代の技術を駆使してオリジナル版の良さを引き出した傑作作品だ。グラフィックも音楽も素晴らしいし、ストーリーやゲームシステムも非常によくできている。ファイナルファンタジーシリーズファンはもちろん、RPGファンにも全力でおすすめできる。