『NieR:Automata』レビュー

背景

『NieR:Automata』は、スクウェア・エニックスから2017年に発売されたアクションRPGです。プラチナゲームズが開発を担当しており、キャラクターデザインには野沢直子氏が参加しています。前作である『NieR Replicant』の舞台から約1000年後を舞台としており、ヒトと機械種族が争いを繰り広げる世界観が特徴的です。

ゲームプレイ

本作のゲームプレイは、オープンワールド形式で、アクションRPGとしての要素が強くなっています。プレイヤーは主人公である2B、9S、A2の3人のキャラクターを切り替えながらプレイを進めます。戦闘シーンでは、スパイダーマンのような空中アクションや、『ベヨネッタ』同様のスタイリッシュなコンボが楽しめます。

また、本作の特徴の一つである「オートマタ」、すなわち自律型機械の描写も見事です。敵だけでなく、自らの仲間である自律型機械とも戦うことがあります。また、自律型機械が持つ感情や思考を探るエピソードもあり、ストーリーの奥行きが感じられます。

ストーリー

本作のストーリーは、謎に包まれたまま進行するため、プレイヤーの想像力を刺激します。主人公たちは、地球からある程度離れた場所にある月面基地から、機械種族の襲撃から人類を守るために派遣されたアンドロイドです。

プレイヤーは、主人公たちが戦いながら地上を探索する中で、人類と機械種族の間には思った以上に複雑な関係があることを知っていきます。そして、物語は徐々に深くなり、感情移入できる点が多くあります。また、複数のエンディングが用意されており、ストーリーを進めているうちに、登場人物たちに感情移入しながらプレイを進めることができます。

評価

本作は、アクションRPGとしてのボリュームがたくさんあり、クリアまでのプレイ時間も約30時間に及びます。ストーリーに深みがあるため、一度プレイしたら、2度目、3度目ともう一度プレイしたくなる興奮があります。また、本作は、サウンド面でも非常に優れており、「運命」や「Weight of the World」などの楽曲は、プレイヤーを感動させます。

ただし、敵の強さや難易度が高いため、初心者には少し敷居が高いかもしれません。しかし、ストーリーや世界観、ゲームプレイの楽しさは、十分に初心者にも楽しめる部分があります。

まとめ

『NieR:Automata』は、プレイヤーが主人公たちの肌で戦いながら、ストーリーを感じることができる本格的なアクションRPGです。アクション要素が強いため、初心者には敷居が高いかもしれませんが、ストーリーや世界観、サウンド面で魅力的な部分が多くあります。一度プレイしたら、繰り返しプレイしたくなる魅力がある作品です。


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