「ポケットモンスター ソード・シールド」レビュー

概要

「ポケットモンスター ソード・シールド」は、任天堂から2020年11月に発売されたNintendo Switch用ゲームソフトである。シリーズ第8作目となる本作は、イギリスをモチーフとした「ガラル地方」を舞台に、新たなポケモンや新要素が加わったストーリーが楽しめる。

ストーリー

プレイヤーは、ガラル地方にある「ウェッジワークス」という町からポケモン冒険を始める。主人公の目的は、8つのジムリーダーを倒して「チャンピオンカップ」を制すること。その道中で、新たなポケモンや「ダイマックス」「バトルタワー」「ワイルドエリア」といった新要素を利用しながら、物語を進めていく。

プレイ感

本作は、従来のポケモンシリーズに比べ、ストーリー性や探索要素が強化されている印象がある。また、ダイマックスやバトルタワーといった新要素も、戦略性を高めるうえで大きな役割を果たしている。 一方で、従来のシリーズ作品からは、ポケモンの育成にかかる時間や手間が大幅に短縮されたため、やりこみ要素には若干物足りなさを感じるかもしれない。

グラフィック・サウンド

本作は、Nintendo Switchの性能を活かした美しいグラフィックと音楽で、一味違ったポケモン世界を表現している。特に、ダイマックスバトル中の爽快感やド派手な技の演出は、見ているだけでも楽しい。

まとめ

「ポケットモンスター ソード・シールド」は、ポケモンシリーズの新たな扉を開く作品である。従来のシリーズから大きく進化したストーリー性や新要素は、新たなポケモンファンにも推奨できるレベルだ。一方で、やりこみ要素に若干物足りなさを感じる点は否めないが、それでも十分に遊ぶ価値がある作品である。