【レビュー】モンスターハンターワールド

概要

『モンスターハンターワールド』は、カプコンが開発したアクションRPGで、狩猟のテーマを基にしたゲーム。シリーズ累計出荷本数を大幅に更新し、グラフィックやアセット、マップ面の広さ、ストーリー面等、多くの新要素を取り入れた新作です。

グラフィック・音楽

大昔からあるモンハンというシリーズとしては、かなり美麗なグラフィックとなっており、細かな表現や背景の美しさも魅力的。音楽面もカリブリ高く、ゾーンごとの曲数も増え、イベントに合わせたBGMもある。特に、エリアごとのBGMが美しく、スタッフのこだわりが感じられる。

プレイ感

前作までのようなロード時間はほぼなくなっており、ストレスなくプレイできる。またいわゆる「壁際ワナ」やどうわの「トラップ状態」など、従来はクリア不可能なバグが一掃されているため、プレイしやすくなっている。操作も従来より簡単になっており、武器ごとに異なる動作も追加されて、自分のお気に入りの武器の使用感を探る楽しさもある。

ストーリー・システム

前作までのようなシリーズ外からハンターがやってくるというスタイルではなく、今作は完全新規作品であるため、前作までの知識は必要なく、世界観・ストーリーも完全新規となっている。ストーリー自体は大まかだがバランスよく進んでいる。また、オンラインプレイも充実しており、好きなタイミングで他のプレイヤーと狩りに出かけられるので、オフラインで駆け引きができる独特の魅力もある。
反面、オンラインモードがあるため、ランキング面でもっとそれぞれの技能を磨けばいい、という部分がある。

総評

全体的に本格的な狩りRPGで、ストーリー展開も濃密で楽しめる要素がある一方、やや複雑な操作方法やインターフェース、アイテムの集め方が分かりにくかったり、操作性に難があったりするものの、それを補って余りある爽快感などからファンも多い作品である。特に協力プレイを楽しむユーザーが多く、拡張され続けるアップデート要素は、好きな人には最高の選択になるでしょう。

以上、『モンスターハンターワールド』のレビューでした。