『サイバーパンク2077』レビュー

世界観

『サイバーパンク2077』は、未来の都市ナイトシティを舞台にしたオープンワールドRPG。プレイヤーは主人公「V」を操作して、ストーリーを進めたり、サイドクエストをこなしたりする。ナイトシティは、ハイテク技術が普及し、人々がバイオハッキングやサイバーウェアの改造などを施した姿が描かれている。その世界観は、圧倒的なスケール感と細部まで作り込まれたビジュアルで表現されており、没入感が非常に高い。

ストーリー

主人公Vは、生まれつき体に埋め込んだサイバーウェアが壊れているため、命を繋ぐために大金持ちのジョニー・シルヴァーハンドの依頼を受け、老舗薬局であるアロウヘッド・バイオテックのユニークなシロアリのプログラム「Soulkiller」を入手しようとする。しかし、そのプログラムは人格データを削除するという禁断の技術であったため、Vは自分自身が削除されてしまう危険性にさらされることになる。

キャラクター

『サイバーパンク2077』のキャラクターたちは、それぞれ独自のバックストーリーや個性を持ち、深みのある人間に仕上がっている。特に、メインストーリーで共に戦うことになるジョニー・シルヴァーハンド役のキアヌ・リーブスは、演技力も相まって魅力的な存在である。

ゲームプレイ

『サイバーパンク2077』のゲームプレイは、RPGらしい要素が充実している。プレイヤーはスキルやアビリティ、クラフトなどを自由に選択することができ、自分なりのキャラクターメイキングが楽しめる。また、オープンワールドとしても非常に自由度が高く、多くのサイドクエストやジョブが存在している。

評価

『サイバーパンク2077』は、圧倒的な世界観やキャラクター、自由度の高いゲームプレイが魅力的なオープンワールドRPGである。ただし、発売初期に様々なバグや問題が報告され、プレイヤーから不満の声が上がっている。それでも、本来のクオリティを発揮すれば、間違いなく名作となるだろう。

【総合評価】

グラフィック：9点
音楽：8点
ストーリー：8点
キャラクター：9点
ゲームプレイ：9点
総合評価：8.6点