『Persona 5』レビュー

概要

『Persona 5』は、2016年に発売されたRPGゲームである。自分たち（主人公と仲間たち）が「盗賊団」として、悪を成敗するストーリーが特徴。プレイヤーは、日々の生活を送りながら、戦闘やパズル要素を攻略していく。

主人公は、ある理由から学校を放校処分にされ、親戚の家に居候することになる。そこで主人公は、仲間たちと出会い、彼らと一緒に盗賊団を立ち上げる。彼らは、願いを叶えてくれる神・アルセーヌを召喚し、悪事を企む大人たちと戦いながら、正義を成し遂げる。

ゲームは、学園生活と「メメントス」と呼ばれるダンジョンの探索と戦闘に分かれている。学園生活では、授業やアルバイト、バイトなどの日々の生活を送り、仲間たちとの関係を深めていく。また、「Palace」と呼ばれるダンジョンで、戦闘シーンやパズル要素を楽しむことができる。

戦闘は、ターン制で進行し、敵と戦うことになる。プレイヤーは、主人公を含む最大4人の仲間を操作できる。各キャラクターには「Persona」と呼ばれる、個々に持つ能力や属性が異なる使える神が存在し、これを駆使しながら敵を倒していくことになる。

『Persona 5』は、美麗なグラフィックが特徴的である。キャラクターの顔や衣装など、細かいディテールまで丁寧に描かれている。特筆すべきは、戦闘シーンの演出である。キャラクターや敵などのアニメーションが滑らかで、コミックさながらの演出で心をわしづかみにしてくる。

『Persona 5』の音楽は、ジャズやボサノバなどの音楽が取り入れられており、ストーリーにぴったり合ったBGMが鳴り響く。戦闘時に流れるBGMは、アップテンポで盛り上がりを感じさせ、プレイヤーを引き込んでくれる。

『Persona 5』は、美しいグラフィックとメロディアスな音楽に加え、奥深い戦闘要素、ストーリー性が魅力的なRPGゲームである。日々の生活から、戦闘まで多彩な要素があり、長時間プレイしても飽きることがない。間違いなく、今までにない良作だと言える。