サイバーパンク2077 レビュー

概要

サイバーパンク2077は、CD Projekt REDが開発したオープンワールドアクションRPGです。架空の未来都市・ナイトシティを舞台に、主人公のVが様々なクエストに挑戦し、ストリートからスターへとのし上がる冒険が展開されます。

グラフィックス

世界観は非常に鮮明であり、細部まで作り込まれた街中を散策することが目的の一つとなっています。ただし、実際にプレイするときには様々なグラフィックス上の問題が発生することがあるので、不完全燃焼な印象を受けます。

音楽

音楽については、ミッション前半の情報収集や偵察の段階ではクールなElectroなどが流れ、後半はどっぷりと街の中に入り込んでいくとともに、DJによるトランスやヒップホップ・ミュージックなどのアップテンポな曲やラジオを聞くことができます。そのため、プレイヤーによっては音楽がよりゲームに没入するために不可欠な存在だと感じることがあるかもしれません。

ゲームプレイ

サイバーパンク2077の主要なプレイは、オープンワールドであり、プレイヤーが望むだけ自由に行動できます。マップ上の目的地まで進んで途中でミッションを遂行する方法など多くのオプションがあります。

また、それぞれのキャラクターごとに独自の性格やアビリティが与えられており、他の作品のようなしがらみを感じずに、以前に風変わりなそして世界観に溶け込んでいるように感じられるでしょう。一方、キャラクターの設定の詳細な情報はあまり伝わらない傾向があるため、プレイヤーがそのキャラクターをより理解するためには、多くの時間と興味が必要となるかもしれません。

まとめ

サイバーパンク2077は、30年もの間開発されたのだけあって、細部まで作り込まれた冒険RPGです。ストーリーには疑問もありますが、プレイヤーは主人公Vと同じ道筋を踏んで、裏社会からのし上がりを目指すストーリーが楽しめるでしょう。問題のあるグラフィックスを除けば、完璧なオープンワールドゲームと考えられます。