『ポケットモンスター ソード&シールド』レビュー

はじめに

『ポケットモンスター ソード&シールド』は、株式会社ポケモンから2019年に発売されたNintendo Switch向けRPGゲームである。シリーズ初の主人公がイギリス系をモチーフとした、新たな地域「ガラル地方」を冒険し、ポケモンを捕まえ、トレーナーとして成長していく。本作は、過去のシリーズにはない要素が取り入れられ、一見の価値がある作品となっている。

ゲーム内容

冒険が始まる前に、主人公の性別・外見からパートナーポケモンまでを自分で決定することができる。本作では、従来のシリーズに比べポケモンの数が制限されており、厳選されたポケモンが登場する。また、新しい要素として野生のポケモンの姿が見える「草ふうせん」が追加され、ポケモンの厳選がしやすくなっている。ガラル地方では、ロンドンのような街やサッカー協会、伝説のポケモンが待つダイマックスシンクロバトルなどがある。ダイマックスは、ポケモンを巨大化させることができる新要素で、戦略に幅を持たせるようになった。

グラフィック

本作のグラフィックは、過去のシリーズと比較して明らかに向上している。ポケモンたちの表情や動きが自然になり、ガラル地方の風景は美しく描かれている。なかでも、ダイマックスした姿でのポケモンが迫力ある。

音楽

音楽は、従来のシリーズよりも派手になり、バトルシーンやダイマックスシンクロバトルのBGMが印象的である。また、担当声優陣の演技も上手く、ストーリーの展開に感情移入することができる。

まとめ

『ポケットモンスター ソード&シールド』は、新システムや新要素、新たなポケモンたちがうまく融合し、これまで以上に楽しめる作品になっている。ただ、先述したように制限されたポケモンたちが少々寂しい印象を与える。それでも、今後のアップデートで追加される予定のポケモンたちに期待が持てる。おすすめ度は高い。


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