『NieR:Automata』レビュー

ストーリー

本作の舞台は、地球に約10000年前に襲撃された異星種族「ミサイル縮約星人」によって支配された未来の世界。プレイヤーは、アンドロイドの2Bを操作し、ミサイル縮約星人と戦うことになる。

ストーリーは複雑で、プレイヤー自身が何度も繰り返すことによって、徐々に明らかになっていく。視点が変わる部分も多く、一つのエピソードが全貌につながるのは後半になってからであるため、ストーリーに集中してプレイすることが求められる。

グラフィック

美麗なグラフィックは、開発も行ったスタジオの「プラチナゲームズ」の得意とするところ。遠くから見る景色も美しく、キャラクターの細かい部分まで動きも滑らかでとても綺麗に描かれている。また、映画的な演出や、中盤以降に現れるシステムの変化によって、より没入感が生まれる。

音楽

音楽は、人気作家の「横山克」氏によって作曲されており、本作の雰囲気に非常に合っている。ゲーム中では、アクションシーンとストーリーシーンとで異なる曲が使われることが多い。中でも、オープニングの「Birth of a Wish」やボス戦で流される「Amusement Park」は、本作の象徴的な曲となっている。

ゲームシステム

アクションゲームとしての本作は、多種多様な武器を使い分け、敵を倒していくシンプルなもの。しかし、本作の大きな特徴の一つである「世界観」を表現するために、プレイヤー自身が何度も繰り返すことによって徐々に明らかになるというシステムが用いられている。

また、本作は一度クリアした後でも、新たなエピソードやクエストが追加されるため、再プレイしても新たな発見がある。プレイ時間が長めに設定されているため、じっくりとプレイしたい人には向いている。

まとめ

本作は、複雑なストーリーを持ち、魅力的なキャラクターや美麗なグラフィック、世界観を表現するためのシステムによって、プレイヤーを没入させることができる。また、再プレイ価値も高く、じっくりと取り組みたい人にはおすすめの作品である。


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