『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』レビュー

概要

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、スクウェア・エニックスが制作したJRPG（日本製ロールプレイングゲーム）である。主人公が世界を救うために冒険するストーリーが特徴であり、ドラゴンクエストシリーズの最新作として、2017年に発売された。

グラフィックスは美しい。キャラクターデザインが可愛らしく、その作り込みに感心する。また、背景や街並みも美しく、細部まで作りこまれている。特に、アクションによって一瞬一瞬変化する景色や、跳ねる水面の表現は見応えがある。

戦闘システムは、シリーズおなじみのターン制コマンドバトルだが、敵の弱点や味方のパッシブスキルなど、各キャラクターが持つ特性をうまく利用することが重要。敵の種類も豊富で、独自の特性を持つモンスターも多く、戦略性が高い。

また、オープンワールド型のマップを採用しており、途中で他のイベントに参加することもできる。冒険に適したフィールドや、アクションに必要な部分が分かりやすくなっている。

サウンドトラックは、ロードムービー主題歌や、ゲーム内でも流れる「全てを照らすもの」など、聴きどころが多い。戦闘中などのBGMは、戦闘が熱い状況であることを表現しており、よく合わせられている。

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、敵の種類やキャラクターなどの要素の多さ、戦略要素に優れていること、美しいグラフィックスと音楽が特徴的である。これまでのシリーズを知っている人も、初めて触れる人も楽しめるよう、敷居が低くなっている。JRPGをプレイしたい人は、ぜひプレイしてほしい。