ゲームレビュー：「アサシンクリード・バルハラ」

概要

「アサシンクリード・バルハラ」は、アサシンクリードシリーズの最新作。バイキング時代の北欧を舞台に、主人公エイバー・シーガードとなって、過酷な冒険や戦闘を繰り広げるオープンワールドアクションゲームだ。

グラフィックス

本作のグラフィックスは、非常に美しい。北欧の景色が壮大に描かれ、雪山や森林がリアルに表現されている。特に、海や湖の表現は圧巻で、水しぶきが飛び散ったり、波が荒れたりする場面が非常に迫力がある。

ストーリー

ストーリーは、バイキングの戦士エイバー・シーガードが、神秘的な力「エデンの果実」を巡って、自分たちの氏族と敵対する「テンプル騎士団」や「秘密結社」と戦うというもの。ストーリーの展開には、アサシンクリードシリーズならではのファンタジックな要素が詰まっており、非常にエキサイティングだ。

ゲームプレイ

ゲームプレイは、バイキングのアクションゲームとしては非常に作り込まれている。戦闘はリアルなもので、武器や盾の扱い方によって攻撃方法が変化する。また、数人の同時戦闘が多いため、多人数戦では敵味方の区別がつきにくいことがあるが、その分戦闘の難易度も高くなっている。

プレイヤーは、任意の順番で「メインクエスト」と「サイドクエスト」をクリアしていくことができる。なお、本作からは、レベル制度を導入しているため、一定のレベルアップに必要な「スキルポイント」を集めて、キャラクターの成長を促すことができる。

評価

全体的に非常に作り込まれたゲームであり、グラフィックス、ストーリー、ゲームプレイという全ての要素が高水準で揃っている。ただ、アサシンクリードシリーズとは言え、ストーリーもののファンにとっては、アクション性が高すぎるかもしれない。また、同じような大作アクションゲームが多い中、個性があまりない面も否めない。しかし、バイキング時代の興奮と、真のアサシンたちの謎を解き明かすために、やりこみたい人にはおすすめの作品だ。