『モンスターハンターライズ』レビュー

はじめに

『モンスターハンターライズ』は、モンスターハンターシリーズの最新作で、2021年3月26日にNintendo Switchで発売された。本作は、プレイヤーが狩りをしてモンスターを倒し、素材を集めて武器・防具を作り、より強いモンスターを狩るという要素を持っている。その中でも、『モンスターハンターライズ』の特徴は、フィールドとして「狩猟拠点」と呼ばれる村を舞台に、単なる狩りではなく「お祭り」のような要素が加わっているところだ。

ゲームプレイ

本作は、シリーズ固有のアクションゲームである。プレイヤーは、用意された14種類の武器の中から、自身のプレイスタイルに合ったものを選び、モンスターと戦う。また、本作では、新たに「シノビアシリーズ」と呼ばれる特殊な技が導入されており、これにより戦闘がよりスピーディーになっている。

狩猟拠点では、プレイヤーは村人と交流を深めることができる。村人たちが催す「お祭り」に参加したり、村の発展を手伝ったりすることで、狩猟拠点はより鮮やかで活気ある場所になっていく。お祭りに参加することで貰えるアイテムや村の発展に対して貢献することで貰えるボーナスなど、やり込み要素も充実している。

グラフィック・サウンド

グラフィックに関しては、Switchの性能限界内で最大限の美麗さが追求されている。各種モンスターの細部の描写や、フィールドの美麗さ、キャラクターモーションなど、非常に完成度の高い表現力がある。

サウンドに関しては、シリーズおなじみの楽曲が多数収録されている。自然やモンスターの鳴き声など、環境音にもこだわりが見られ、ゲームの世界観をより深く感じさせてくれる。

感想

『モンスターハンターライズ』では、狩猟拠点という新しい要素により、シリーズおなじみの狩猟アクションに加えて、より豊かな生活感覚を味わうことができる。加えて、新たに導入されたシノビアシリーズによって、戦闘がよりスピーディーになり、より爽快なプレイができるようになっている。また、グラフィックやサウンドに対しても高い完成度が見られ、圧倒的な没入感を得ることができる。シリーズファンはもちろんのこと、アクションゲームファンにもおすすめの一作である。