『NieR: Automata』レビュー

概要

「NieR: Automata」は、PlatinumGamesとSquare Enixが共同開発したアクションRPG。人間型のアンドロイドが地球を舞台に、エイリアンの侵略から人類を救うために戦う。プレイヤーは、主人公の2Bを操作して謎を解きながらストーリーを進めていく。

舞台となる地球は、エイリアンの侵略によって荒廃している。人類は月に移住し、アンドロイドが地球の掃討任務を担っている。主人公の2Bは、作戦の一環として地球に降下し、エイリアンの拠点を攻撃する。そこで彼女は、他のアンドロイドである9Sと出会い、不可解な現象に遭遇する。

ストーリーは、主人公たちの行く手に立ちはだかる数々の謎やドラマが展開し、ラストまでプレイヤーを引き込む。登場人物たちの過去や思惑も丁寧に描かれており、サブクエストも含めてストーリーにアクセントを加えている。

アクション要素が強い本作は、敵を倒しながら進む掃討任務が基本。操作はスムーズで、攻撃や避けるアクションも直感的にできる。また、特定のアクションで攻撃や回復を行う「チップシステム」や、操縦できる「パルス」などの要素もあり、戦略的なプレイが求められる。

ステージは2Dアクションから3Dアクションまで、多彩な表現で構成されている。また、アンドロイドならではの空中戦や移動アクションもあり、新鮮な体験ができる。

グラフィックは細かいテクスチャーや光の表現、美しい景色などが特徴的。戦闘中のカットインや、重要な場面での演出なども見どころの一つ。サウンド面でも、物語性を強く打ち出し、状況に合わせたBGMが流れる。

「NieR: Automata」は、スタイリッシュなアクションと、深みのあるストーリー、美麗なグラフィック･サウンドで魅了する名作となっている。謎解きやサブストーリー、トゥルーエンドなど、プレイヤーを飽きさせない要素も豊富で、RPGやアクションゲームのファンは必ずや満足できる作品だ。