『あつまれ どうぶつの森』レビュー

概要

『あつまれ どうぶつの森』は、任天堂が開発したシミュレーションゲームである。2020年にNintendo Switchで発売された。プレイヤーは島に移り住み、そこでの生活を楽しみながら、ともに暮らす動物たちと交流を深めることが目的となる。

グラフィック

本作は任天堂のグラフィック技術を駆使した美麗なグラフィックが特徴的である。島の景色や季節の移り変わり、および動物たちの細かい表情やしぐさも、細部まで質感がしっかりと作り込まれている。プレイヤーの目的が建築、DIYなどクリエイティブな側面があるので、アイテムの色や質感が重要になる。それに合わせ、アイテムも多彩でステキに見える。

ゲームプレイ

プレイヤーは、銀行から借りたお金を返済しながら、島の発展や自分自身の生活を充実させていく。また、島に住む動物たちと交流することで、友好度を上げていくことが重要になる。さまざまなアイテムを集めることで、DIYの素材として活用することができるため、アイテム収集も大切な要素である。コミュニケーション、DIY、アイテム収集を徐々に楽しみながら、島の開発や自分自身の成長を実感できる。

音楽

本作のBGMは、プレイヤーの気分を優しく包み込むようなスローテンポで、秀逸な楽曲がそろっている。季節に合わせた音楽もあるので、長時間プレイしていても飽きずに楽しめる。

まとめ

『あつまれ どうぶつの森』は、島に移り住んで自分好みの生活を送り、動物たちと交流するシミュレーションゲームである。美麗なグラフィックと楽しいBGMに加え、コミュニケーション、DIY、アイテム収集といった同時進行の多数の要素が楽しめ、とても奥深いゲームである。日常生活から逃避できない状況を受けた2020年のリリースとあってはまさに「カルピス水」。ぜひとも遊んでいただきたい。