The Last of Us Part II レビュー

ストーリー

前作から5年後の舞台設定で、主人公エリーが成長し、新たなパートナーのディーナと共に、荒廃した世界を生き抜く物語。物語の始まりは、ジョエルとエリーの関係性を描いたシーンから始まり、物語の舞台がシアトルに移り、過去のトラウマや復讐の渦中で揺れるエリーを中心に描かれる。

グラフィック

グラフィックは前作よりも一段と進化しており、特にキャラクターの表情や動きの細かい表現が素晴らしい。シアトルの街並みの再現度も高く、荒廃した世界を臨場感たっぷりに味わえる。

ゲームプレイ

前作同様、ステルス要素がメインで、武器やアイテムを駆使して敵を倒しながら進んでいく。新たにスローン・シート(スローン走り)というアクションも追加され、スチールス要素が一段と充実した。また、敵と戦うときのリアルな衝突音や、銃声などのサウンドエフェクトも臨場感たっぷりで実に迫力がある。

音楽

音楽は前作に引き続き、グラミー受賞歴を持つグリフィン・マクエルロイが担当。物語の雰囲気を盛り上げる演出が多数あり、プレイヤーの感情を揺さぶる音楽がたくさんある。

総評

ストーリーもゲームプレイも、前作を超えて進化しており、とにかく没入感が高い。また、エンディングまで非常にハイクオリティなゲーム体験を提供してくれる。唯一残念な点は、物語が暗めの内容となっており、疲れるということかもしれない。しかし、映画のような臨場感を味わえるので、ストーリーが好きな人は是非一度プレイしてみることをお勧めする。