『ファイナルファンタジーVII リメイク』レビュー

概要

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII』を現代的なグラフィックやゲームプレイにアレンジしたリメイク版です。プレイアブルなパーティーキャラクターが1人に制限され、戦闘システムも変更されています。

ストーリー

主人公のクラウド・ストライフは、暗い過去を持つ元SOLDIERの傭兵として、爆破テロリスト集団・アバランチの仲間となります。アバランチは、巨大企業・神羅カンパニーが地球のエネルギー源であるミコットエネルギーを独占することを防ぐため、神羅本社の破壊を目指します。物語はこの短期目的から始まり、やがてクラウドの過去や、地球の運命を左右する壮大なストーリーへと発展していきます。

グラフィックと音楽

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、グラフィックがかなり強化されています。主人公たちは、フェイシャルアニメーションが細かく表現され、リアルな表情や感情移入がしやすくなっています。それに加え、シーンごとにカメラアングルが変えられるので、視覚的にも楽しめます。

音楽も、オリジナル版の楽曲に加え、2019年に製作された全く新しい楽曲が追加されています。オーケストラ伴奏のアレンジも、本当に美しく聴き応えがあります。

戦闘システム

オリジナル版のATB戦闘システムから、ハイブリッドアクションRPGに変更されました。ハイブリッドアクションRPGとは、戦闘シーン自体がリアルタイムアクションゲーム的なものになっており、プレイヤーがリアルタイムに操作して戦うことができます。しかしこれまでのアクションRPGと違い、時間操作要素も併せ持っており、必要に応じて時間を止めたり、スローモーションで戦ったりすることもできます。

プレイ時間と価格

プレイ時間は、40〜50時間程度を要すると言われています。価格は通常版が6980円、ダウンロード版が6380円です。

総評

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、オリジナル版のストーリーやキャラクターや音楽をより現代的にアレンジし、戦闘システムも変更されて楽しめる作品に仕上がっています。リアルタイムアクションゲームとして楽しむこともできますし、戦略的な要素もあるので、どちらのファンにも楽しめる作品だと思います。価格はやや高いとも感じましたが、プレイ時間が長いので費用対効果は高いと言えます。是非一度プレイしてみて欲しい作品です。


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