『バイオハザード7 レジデント イービル』レビュー

見出し1：ストーリー

主人公のイーサンが消息を絶った妻・ミアを探しに、謎の屋敷に足を踏み入れるところから物語は始まります。やがて彼は、屋敷を支配するバイオハザードシリーズおなじみのバイオテロリスト組織「Umbrella Corporation」の陰謀に巻き込まれていくことになります。

見出し2：グラフィック

『バイオハザード7』は、リアルなグラフィックが印象的です。特に、アレンジされた「明るい」シチュエーションでも、照明表現による光の演出が臨場感を高めています。また、ゲーム内コンテンツとしては、立体的に動くドアの演出や、プレイヤーが遠くから判別できるNPCキャラクターの表情差分など、細部にまでこだわりを感じます。

見出し3：ゲーム性

ゲームの基本システムは、『バイオハザード』シリーズの特徴的なTPS形式を踏襲しています。しかし、ゲーム中、武器や回復アイテムの入手が限られているため、ゲームバランスがより高められており、強制的なゲームオーバーに陥ることも多々あります。また、ゲーム中には仕掛け、アクションパズル要素も登場するため、プレイヤーが常に緊張感を持ってプレイすることが求められます。

見出し4：音楽

『バイオハザード7』のBGMは、従来のシリーズ作品に比べ、オカルト的な雰囲気が強いため、プレイ中に「不安・恐怖」を感じることができます。また、時には無音になることで、物語に集中できるようになっています。

見出し5：評価

『バイオハザード7』は、『バイオハザード』シリーズの中でも、ダークでグロテスクな世界観を一層表現した作品です。プレイヤーが「恐怖・緊張感」を味わいつつ、深いストーリーに触れられる作品となっています。しかしながら、若干スリリングすぎる部分などもあり、プレイ中ストレスを感じる場面もあるかもしれません。ですが、プレイヤーがホラーを求めているときに、彼らの望む要素を一層強めた作品だと言えます。