概要
ファイナルファンタジーVIIのリメイク版であり、オリジナル版のストーリーやキャラクター、音楽を引き継ぎつつ、グラフィックやバトルシステム、ストーリー展開などが一新されている。2020年4月に発売されたPS4版をプレイした。
グラフィック
グラフィックは圧倒的に美しいと言える。オリジナル版の2D画面から完全に3Dの世界観に一新され、見た目だけでも十分に楽しめる。キャラクターの表情や動きもとてもリアルで、ストーリー展開にも一役買っている。また、背景などの細かいグラフィックも丁寧に作り込まれており、全体的に非常に高品質な仕上がりとなっている。
バトルシステム
オリジナル版のATBバトルシステムからアクションバトル形式に変更されている。プレイヤーは主人公のクラウドを操作し、戦闘中に他のキャラクターを切り替えできる。また、クラウドは剣攻撃や魔法攻撃、そしてオーバードライブ技などを駆使して敵を倒していく。このアクションバトルのシステムは非常にスピーディーで迫力があり、飽きることがない。ただし、原作版のように時間停止ができないため、緊張感が増し、操作ミスには敏感になる必要がある。
ストーリー展開
基本的にオリジナル版のストーリーを踏襲しているが、中盤以降には大幅に改変されている。キャラクターの人間関係や設定も微調整されているため、完全に同じストーリーとは言えない。一部のシーンは映像化され、オリジナル版では描写がなかったエピソードも追加されている。また、キャラクターの絆や感情表現もより重視されており、ストーリーに深みが出ている。
感想
ファイナルファンタジーVIIをプレイしたことがある人にとっては、なつかしさと新しさが共存する良作だと思う。ストーリーやキャラクター、音楽はオリジナル版をそのまま引き継いでいるため、感動する場面も多かった。バトルシステムの変更点やストーリーの変更点については賛否両論があるかもしれないが、個人的にはアクションバトルの方が新鮮で楽しめた。全体的には、ファイナルファンタジーVIIの魅力をより深く味わえるリメイク版となっている。
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