背景
1997年に発売され、シリーズ最大のヒット作となったRPG『ファイナルファンタジーVII』が、約20年の時を経てリメイクされた。本作は、プラットフォームをPlayStation 4に限定し、グラフィックやストーリー、システムなどが一新された。原作を遊んでいたファンたちはもちろん、新たにリメイク版を手にする人たちも多かっただろう。
ストーリー
本作は、テロリスト集団「アバランチ」の活動を中心に、壮大な物語が展開される。主人公のクラウドは、アバランチの一員として、メガ社が建設した「マコリア鉄道」の爆破を目論んでいた。しかし、そこで彼らは、メガ社が人工的に作り出した「エネルギー源」である「マコ」が、星の命を奪い尽くすことを知る。彼らは、世界を変えるために立ち上がる。
グラフィック
グラフィック面においては、圧倒的なリアリティーを持つ。キャラクターの顔や髪の流れ、綺麗に再現された土地や建物、雲の流れなど、細部に渡って作り込まれている。戦闘中のエフェクトも壮大で迫力がある。原作からリメイクされたため、映像にはグロテスクな描写が含まれる。
システム
戦闘システムは、原作の横スクロール画面から、リアルタイムでのバトルに変更された。加えて、戦闘中に使用するアビリティによって、チャージタイムやコマンドの種類が変化するなど、より戦略性を持たせられた。ただし、リアルタイムでの操作に手間取ってしまうと、簡単に敗北してしまう。
評価
一度プレイした、原作ファンの人たちも引き込まれる、壮大な物語と圧倒的なグラフィックを持つ『ファイナルファンタジーVIIリメイク』。最新のテクノロジーを駆使し、懐かしいストーリーをいっそう深めている。戦闘システムやバトルテーマなど、新たな要素も加わり、より面白くなっている。ただし、ストーリーの変更や後半の構成に疑問を抱く人もいるかもしれない。総合的には、原作を知っている人には、感慨深く、初めて遊ぶ人には、今まで遊んできたRPGとは一味違う新鮮さがある作品だ。
※本記事はフィクションであり、実在の評価や観点とは関係ありません。
コメントを残す