『The Last of Us Part II』レビュー

ストーリー

『The Last of Us Part II』は、感染が広がり人口の大半が死亡した世界で、主人公のエリーが、自分を愛する人物を守るために巻き起こる出来事に直面する物語である。狩りをして生き延びるためのサバイバルゲームとは異なり、人々の感情や行動、そしてエリー自身の内面が描かれており、非常に重く暗いストーリー展開となっている。

グラフィック

本作は、非常にリアルで詳細なグラフィックが特徴的である。特に、キャラクターの表情や動きが非常に自然で、臨場感ある世界観を作り出している。ただし、一部のシーンで多用されている暗闇や霧の表現がやや過度で、操作が困難な場合がある。

ゲームプレイ

本作は、アクションとステルスの要素を組み合わせたゲームプレイが特徴的である。戦闘シーンでは、特定の武器やアイテムを選択して使用する必要があり、状況に応じた戦略的な判断が求められる。また、ステルスプレイは、敵を避けながら目的地へ移動するために、敵がいるエリアで静かに行動する必要がある。操作はリアルでもあり、重いため、上手く対処しないと失敗しやすい。

音楽・サウンド

音楽は、物語を深く表現するために、物語の重要な瞬間で効果的に使用されている。地響きやゾンビの雑音等の効果音も、リアリティを増すために非常に優れている。

まとめ

本作は、圧倒的なストーリーテリング、リアルなグラフィックや音楽・サウンドにより、非常に深い世界観が作り出されたゲームである。シリーズファンにとっては、期待以上の内容となっている。しかし、暴力的なシーンや暗いテーマが含まれており、特に苦手な人にとってはプレイが難しいかもしれない。