『デス・ストランディング』レビュー

ストーリー

『デス・ストランディング』は、未来のアメリカを舞台に、主人公のサムが世界に広がる寂しさと孤独を救う旅を描いた、荒唐無稽なSFアクションゲームです。人類が“死”に畏怖するようになった世界に生きるサムは、人と人とをつなぐホログラムデリバリーマンとして生きており、過酷な環境を乗り越えながら荷物を届ける日々を送っています。そんな彼は、死後の世界に生まれ変わるフェノメノンの中心人物であるビーチングという者に、孤独と死に花を、抱かされる事となった。果たして彼は未来の人類を救えるのか？

グラフィック

このゲームのグラフィックは本当に素晴らしいです。
風景や建造物、キャラクターといったオブジェクトは、細かい表情やウェザリングが見事に再現されています。ゲーム内の天候は、降雪、豪雨、強風など、多様な表現が用意されており、景観の変化も楽しめます。

ゲームプレイ

本作のゲームプレイは、荷物を運ぶことがメイン。キャラクターを操作して、積荷を背負い、命を懸けて危険な場所を進んでいくことになります。荷物を運ぶだけと言われればシンプルな内容に思えますが、様々な要素が加わり、奥深くなっています。また、戦闘シーンも銃や爆弾など多様な武器が用意されており、スリル溢れる緊張感のあるバトルが楽しめます。

音楽

ゲーム内の音楽は、ロウ、フローレンス・ウェルチ、ビョークらが参加し、圧倒的な世界観を演出しています。アメリカン・フォークソングがふんだんに使われ、グラディエーターやハンニバルのような叙情的なサウンドトラックも魅力的です。

まとめ

『デス・ストランディング』は、新しいタイプのアクションゲームといえます。荷物の運搬をメインテーマとしているものの、様々な要素がシンプルに組み合わされ、プレイヤーを引き込んで離しません。それに加え、美しいグラフィックや美麗なサントラなど、作品全体がまとまり、異世界に没頭できます。難解なストーリーが苦手な人にはオススメできませんが、SF大作が好きな人にはかなりオススメのゲームです。