『ファイナルファンタジーVII リメイク』レビュー

ストーリー

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、プレイステーション用ゲーム『ファイナルファンタジーVII』のリメイク版です。原作と同様、主人公クラウドは傭兵として仕事を請け負い、ある日シンラに出現した悪の企業シンラ電力に立ち向かいます。ストーリーの進行は原作と同じく、エアリスの死を含む重要なエピソードがしっかり再現されており、新しい要素も多数追加されています。

グラフィック

本作のグラフィックは、PS4が本領を発揮していると感じさせるほど美麗です。特にキャラクターモデルのリアリティ感やアクションシーンの迫力は、まさに映画のように見応えがあります。また、原作では想像するしかできなかった世界観も、華麗なグラフィックでリアルに再現されており、ファイナルファンタジーのファンならば必ず満足できる作りになっています。

システム

本作は、アクションRPGにアレンジされており、ステージごとにオープンワールド方式で進行します。各キャラクターには、攻撃や防御、魔法などのアクションを割り当てることができ、リアルタイムのアクションバトルを楽しむことができます。また、戦闘以外にもサイドストーリーやサブクエストがあり、複数のエンディングも用意されているため、やりこみ度も高いです。

サウンド

音楽は、オリジナルの作曲家である植松伸夫氏によるものが使用されています。ゲーム内のシーンに合わせた華麗な楽曲が印象的であり、ストーリーの展開やアクションシーンなどに合わせた音楽効果も充実しています。また、セリフの演技も、豪華な声優陣によるもので、臨場感があります。

まとめ

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、原作をより洗練させ、現代のゲーム機の技術とデザインを駆使して、完全新作といっても過言ではないクオリティで再構築されたゲームです。ファイナルファンタジーが好きな人だけでなく、アクションゲームやRPGが好きな人にもオススメできる一作です。ただし、ストーリーは原作の再現が主体であるため、新しい要素については期待しすぎない方が良いかもしれません。