『NieR:Automata』レビュー

ストーリー

本作は、人類と機械が共存する未来世界が舞台となっています。地球を残念ながら人類は放棄し、月に移住しました。そんなある日、人類の代わりに戦闘に赴くアンドロイドの「YoRHa」が、謎の生命体「ネタブラ」に襲われることから物語が始まります。プレイヤーは、2B、9S、A2などのアンドロイドたちが大活躍する物語を進めていきます。

操作性

本作は、アクションRPGとして非常に優れた操作性を持っています。簡単にアクションができる反面、ボタンをうまく使い分けることが必要で、かなり高いスキルが求められます。また、敵の攻撃パターンの予測や、スキルの組み合わせなど立ち回りが必要で、アクションが苦手なプレイヤーにはかなり難しいと感じることもあるかもしれません。しかし、練習を重ねることで、戦闘の爽快感や達成感を感じることができます。

グラフィック

本作のグラフィックは、圧倒的な美しさでプレイヤーを魅了します。特に、街の中で太陽が沈むときの光の具合や、戦闘中に放たれる銃弾の軌道など、細かい演出にもこだわりを感じます。また、シャープで繊細な主人公たちの造形も素晴らしく、美麗な世界観を楽しめます。

音楽

本作の音楽は、ボーカロイドプロデューサーである「Keiichi Okabe」氏が手掛けており、非常に美しい曲が多数収録されています。特に、物語の中で流れる「Weight of the World」は、感動的な歌詞とメロディーでプレイヤーの心を掴むことでしょう。

まとめ

『NieR:Automata』は、アクションRPGとしては勿論、グラフィックや音楽、物語性など、全てにおいて非常に素晴らしい作品です。唯一の欠点は、実際のプレイ時間が比較的短いことですが、その分ストーリーの濃さを感じることができます。アクションに苦手意識を持つプレイヤーでも楽しめるかは、個人の好みによりますが、数あるアクションゲームの中でもトップクラスの出来であることは間違いありません。是非、プレイしてみてください。