『NieR:Automata』レビュー

概要

『NieR:Automata』は、プラチナゲームズとスクウェア・エニックスによるアクションRPG。近未来の地球を舞台に、人類の残存勢力である「陸上人類」が自律型戦闘機械「アンドロイド」と共に戦うストーリー。プレイヤーは2B、9S、A2の3人のアンドロイドを操作し、戦闘や探索、ストーリーの進行を行う。

評価ポイント

シナリオ

本作の最大の魅力は、シナリオの深みにあるといえる。『NieR』シリーズの続編であり、前作のエンディングEの後の世界が舞台となっているが、完全に独立した物語として楽しめる。物語には様々な伏線や謎が散りばめられ、プレイヤーは進めるたびに新たな真相を知ることができる。また、キャラクターたちの心情や葛藤も描かれており、深い人間ドラマとしても魅力的だ。

戦闘

アクションRPGとして、本作は非常に爽快な戦闘システムを採用している。アクション性が高く、敵の攻撃をかわしつつ攻撃やスキルを繰り出すことができる。加えて、3人のキャラクターがそれぞれ異なるアビリティを持っており、戦術の幅が広がる。特に、9Sのハッキングアビリティは斬新で面白い。

音楽

音楽に関しても、本作は非常に高い評価を受けている。音楽を担当したのは前作に引き続き、モナカ・ワタナベ氏。楽曲は物語のテーマに沿った、切なく美しいものが多い。特に、エンディングの曲は非常に印象的だ。

まとめ

『NieR:Automata』は、深いストーリー、爽快な戦闘システム、美しい音楽と、あらゆる面で高いクオリティを持っている。特に、シナリオには多大な力が注がれており、クリアした後には感動を覚えることだろう。アクションRPGが好きな方、SFものに興味がある方は、是非プレイしてみてほしい。